FOLLOW US

イニエスタとブスケツの穴を埋めたマスチェラーノ「早く復帰して」

2017.02.02

マスチェラーノがイニエスタとブスケツの復帰を願っている [写真]=fotopress/Getty Images

 1日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグで、バルセロナはアウェーでアトレティコ・マドリードに2-1で先勝し、4シーズン連続の決勝進出に大きく前進した。

 この試合、バルセロナで最も派手な活躍を見せたのは、圧巻のドリブル突破から先制点を決めたウルグアイ代表FWルイス・スアレスと、強烈なミドルシュートで追加点を決めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに間違いない。その一方で、勝利の陰の功労者と呼べるのがアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノだろう。

 マスチェラーノはバルセロナで主にセンターバックを務めているが、故障中のMFアンドレス・イニエスタとMFセルヒオ・ブスケツの両スペイン代表が欠場したこの日は、準々決勝セカンドレグのレアル・ソシエダ戦に続き守備的ピボーテとしてスタメン出場。アトレティコ・マドリードのエースであるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンからボールを奪取し、ルイス・スアレスのゴールを演出した。

 今シーズン2度目となる本職での先発で存在感を発揮したマスチェラーノだが、試合後のインタビューでは戦列を離れている2選手の早期復帰を願った。

「イニエスタとブスケツに早く復帰して欲しい。彼らが第2戦には出場できることを願っている。チームにとって重要なのは、監督が全ての選手を起用できる状態にあることだ」

 マスチェラーノは一方、敵地で先勝できたことに満足感を表しながらも、本拠地カンプ・ノウでのセカンドレグに向けて気を引き締めた。

「敵地で勝利を収めるのはなかなか難しいことだ。2点リードで迎えた後半は、試合をコントロールするのに苦労した。彼らが猛攻を仕掛けてきたので、僕らはタイムアップまで耐え続けた。勝利がこぼれ落ちる危険性もあったけれども、このような好結果を残せたというのは、チームとしてしっかりハードワークをしたということだ。とはいえ、決勝に進むためには、カンプ・ノウでも良い試合をしなければならない」

By WOWOW

世界最高峰の「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」を2018−19シーズンも毎節最大5試合生中継!

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO