アトレティコ・マドリードがエイバルにホームで勝利を収めた [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝ファーストレグが19日に行われ、アトレティコ・マドリードとMF乾貴士が所属するエイバルが対戦した。
5回戦でラス・パルマスを下したアトレティコ・マドリードと、オサスナを下したエイバルがベスト4進出を懸けて激突。7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第17節でも対戦したが、アウェーのアトレティコ・マドリードが2-0と勝利していた。
アトレティコ・マドリードはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、ベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコらが先発出場。一方のエイバルは、リーグ戦チームトップの6ゴールを挙げているスペイン人MFペドロ・レオンがベンチスタートとなったが、乾らがスタメンに名を連ねた。
試合は28分、ホームのアトレティコ・マドリードが先制に成功する。敵陣センターサークル内からのフリーキックをゴール前に放り込むと、ホセ・ヒメネスが競り勝って頭で触る。そのボールをゴール前のグリーズマンが上手く頭で合わせると、ゴール左に決まった。前半はアトレティコ・マドリード1点リードで折り返した。
後半に入って60分、アトレティコ・マドリードはカラスコがスルーパスでエリア内左に抜け出す。相手DF2人をかわしてシュートを放ったが、GKジョエル・ロドリゲスが左足でセーブ。しかしながら、こぼれ球に反応したアンヘル・コレアが押し込み、リードを2点に広げた。
アトレティコ・マドリードは68分にもセットプレーから追加点。右CKからのクロスをファーサイドで折り返すと、エリア内右のグリーズマンが再度頭で折り返す。最後はゴール前のケヴィン・ガメイロが無人のゴールにヘディングシュートを叩き込み、ネットを揺らした。
試合はこのまま終了し、アトレティコ・マドリードが3-0と完封勝利。ホームで先勝し、ベスト4進出へ大きく前進した。なお、乾は65分までプレーした。
セカンドレグは25日、エイバルのホームで行われる。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 3-0 エイバル
【得点者】
1-0 28分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
2-0 60分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)
3-0 68分 ケヴィン・ガメイロ(アトレティコ・マドリード)
By サッカーキング編集部
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