パリ・サンジェルマン退団が濃厚と報じられるFWヘセ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン退団の可能性が報じられているスペイン人FWヘセ・ロドリゲスだが、本人は故郷であるラス・パルマスへの移籍以外、眼中にないようだ。スペイン紙『マルカ』が17日に報じている。
昨夏、2500万ユーロの移籍金と引き換えにレアル・マドリードからパリ・サンジェルマンへとやってきたヘセ。しかし、公式戦5試合連続でベンチ外が続くなど、戦力外同然の扱いを受けている。
パリ・サンジェルマンは、膨大な給料の支払いを引き継いでくれるビッグクラブにヘセを放出することを望んでいるが、同選手の出身地であるラス・パルマスが獲得を熱望。ヘセも同様に故郷への帰還を望んでいると、同紙は昨年末から伝えてきた。
そして今回の続報によると、パリ・サンジェルマンがヘセに今冬での放出を伝達し、これまでに届いている複数のオファーを提示したところ、同選手は改めてラス・パルマス以外のクラブに移籍するつもりがない意思を伝えたそうだ。その一方で、ヘセの代理人はパリ・サンジェルマンのスポーツディレクターを務めるパトリック・クライファート氏に直接働きかけて、ラス・パルマス移籍を認めるよう交渉を続けているという。
同紙は「時間が経てば経つほど、パリ・サンジェルマンにオファーを出しているビッグクラブは他の選択肢のことを考えるようになるため、時間がヘセの味方になる」と記事をつづり、「彼の去就問題が今週中に解決することはない」と結論づけているが、ヘセは意中のクラブへの移籍を実現することができるだろうか。
(記事/Footmedia)
By Footmedia