移籍示唆のハメス、心入れ替え定位置確保へ…代理人「1月の退団はない」

J・ロドリゲス

去就に注目が集まるJ・ロドリゲス [写真]=Getty Images

 去就に注目が集まっているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだが、代理人は今冬の移籍市場でレアル・マドリードを退団する可能性を否定した。スペイン紙『アス』が26日に報じた。

 今シーズンのリーガ・エスパニョーラでここまで8試合出場1ゴールと出場機会が少ないJ・ロドリゲス。そのためレアル・マドリード退団の噂が後を絶たず、本人も18日に行われたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016決勝の鹿島アントラーズ戦後には「僕にはいくつかオファーがある。それについて1週間考えたい」と移籍の可能性を示唆。これまでチェルシーやパリ・サンジェルマン、ユヴェントスなどが獲得を狙っていると報じられている。

 しかし、同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は『アス』紙の取材に対して、「ハメスは1月に退団しない」と今冬のレアル・マドリード残留を断言。加熱している移籍報道を一蹴した。

 また同紙によると、J・ロドリゲスは出場機会を与えられているコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で結果を残し、状況を一転させるべく、すでに心を入れ替えている模様。ジネディーヌ・ジダン監督からの評価を上げるため、日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャとのコパ・デル・レイ ベスト16にモチベーションを高めているという。

 それでも、今シーズン閉幕までに状況が変わらなければ、来年夏の移籍は決定的だと伝えられており、J・ロドリゲスのレアル・マドリードでの去就はシーズン後半戦の活躍にかかっているようだ。

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