キャリア初のハットトリックを達成したイボーラ（写真は11月22日のユヴェントス戦） [写真]=AMA/Getty Images
11日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節、アウェーでセルタに3－0と完勝を収めたセビージャで主役となったのは、チームの全得点を叩き出したスペイン人MFビセンテ・イボーラにほかならないだろう。
この試合、負傷した元アルゼンチン代表DFニコラス・パレハに代わり後半からピッチに立つと、51分に先制点、84分に追加点、そして92分にはダメ押しゴールを決め、キャリア初のハットトリックを達成したイボーラ。自身のゴールよりもチームの勝利を喜ぶとともに、3点目のPKを譲ってくれたアルゼンチン人MFホアキン・コレアへの礼を忘れなかった。
「残念なことにチームメイトがダメージを負ったことによる出場となったけれど、チームの勝利に貢献できて満足している。ハットトリックは引退した時に思い返すことになるだろうね。自分が獲得したPKを譲ってくれたコレアには感謝している」
イボーラはまた、ホームで5連勝中だったセルタを倒し、最下位グラナダに1－2で敗れた前節のショックを振り払えたことを重要視した。
「僕らは非常に難しいスタジアムで厳しい戦いを見せることができた。攻めるべき時は主導権を握って戦い、守るべき時はじっくりと耐えることができた。グラナダ戦のことがあったので、僕たちはこういった試合を必要としていたんだよ」
By WOWOW
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