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クラブ記録更新へ…34戦無敗のレアル、次節で警戒すべき“絶好調FW”とは?

2016.12.09

目下絶好調のFWアンドネ。レアルにとって要注意人物と言えそうだ [写真]=NurPhoto via Getty Images

 7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節で、ドルトムント(ドイツ)と2-2で引き分けたレアル・マドリード(スペイン)。公式戦連続無敗試合数は「34」となり、クラブ記録に並んだ。

 10日に行われるリーガ・エスパニョーラ第15節は、記録更新が懸かる重要な一戦。対戦相手のデポルティーボには、レアル・マドリードが警戒すべき“絶好調男”がいるようだ。スペイン紙『アス』が伝えている。

 同紙によると、その選手とはデポルティーボのルーマニア代表FWフロリン・アンドネだという。現在23歳の同選手は昨シーズン、2部のコルドバに所属。リーグ戦36試合に出場し、21ゴールを記録した。得点ランキング2位に輝き、今夏の移籍市場でデポルティーボへのステップアップを実現した。

 ユーロ2016でも3試合に出場したアンドネ。新天地で迎えた今シーズン、ここまで32本の枠内シュートを記録している。レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(57)、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(37)、レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイル(35)に次ぐ4番目の数字になるが、“シュート枠内率”は62.5パーセントであり、C・ロナウド(47.4パーセント)やメッシ(56.8パーセント)を上回っているという。

 リーガ・エスパニョーラ第14節終了時点で、アンドネが記録した得点は「5」と、得点ランキング首位のC・ロナウド(10)や2位のメッシ(9)には遠く及ばない。だが、11月5日に行われた第11節グラナダ戦から目下4試合連続得点中、前節のレアル・ソシエダ戦では1部リーグで初の1試合2得点を達成した。今、スペインで最も調子の良いストライカーはアンドネと言っても過言ではないのだ。

 レアル・マドリードデポルティーボ戦を終えると、FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2016を戦うために日本へ向けて出発する。その景気づけとして、連続無敗試合の記録更新を狙うはず。だが、格下相手と油断しているようだと、この新進気鋭のストライカーに痛い目に遭わされることになるかもしれない。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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