海洋プラスチックごみから作られたユニフォームを着るペペ(左)とC・ロナウド(右) [写真]=Getty Images
レアル・マドリードが、特別仕様のユニフォームで試合に臨んだ。26日付けのスペイン紙『アス』が報じている。
26日にリーガ・エスパニョーラ第13節でスポルティング・ヒホンをホームに迎えたレアル・マドリード。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールにより2-1と勝利したこの試合、同クラブの選手たちが着用したユニフォームにも注目が集まっていた。
サプライヤーを務めるアディダスは、海洋環境保護団体「パーリー・フォー・ジ・オーシャン」との協力により海洋プラスチックゴミをリサイクルしてユニフォームを製作。キャンペーンの一環としてレアル・マドリードの選手がこのシャツをスポルティング・ヒホン戦で着用することになっていた。
同ユニフォームは通常のものに比べてスポンサーロゴやエンブレムが薄くなっている。しかし試合中降り続いた大雨により、さらにこれらが見えづらくなったほか、選手の体が透けて見える事態となっていたことを、同紙は伝えている。
このキャンペーンにはバイエルンも賛同しており、5日に開催されたブンデスリーガ第10節のホッフェンハイム戦で同クラブの選手がすでに着用していた。