バレンシア戦でプレーするMF清武弘嗣 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第13節が26日に行われ、日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャはバレンシアと対戦し、2-1で勝利した。試合後、清武のプレーに関して同日付のスペイン紙『エルデスマルク』が評価している。
後半開始とともにスペイン人DFセルヒオ・エスクデロに代わってピッチへ送り出された清武。同紙は「セビージャでの公式試合へ戻ってくるのに2カ月以上がかかった」と9月17日に行われたリーグ第4節、MF乾貴士が所属するエイバル戦以来のリーグ戦出場になった清武を紹介した。
59分、セビージャは清武のロングパスに反応して右サイドに抜け出したスペイン代表MFビトーロがクロスを供給。これがゴール前にいたバレンシアのアルゼンチン代表DFエセキエル・ガライに当たってそのまま得点となった。この先制ゴールの起点となったプレーについては、「ビトーロに的確なパスを与えた」と評価。得点後のプレーについても、「アクティブに動いた。イレギュラーで、いくつかのエラーもあったが、一般的には認められる」と及第点を与えた。また、「彼は6回ボールを拾い、7回失った。26本のパスを通した」と数字を用いて清武のプレーを分析している。
清武は現在、冬の移籍市場での放出も噂されている。これについて同紙は、「もし、プレーする時間を増やせ始めたら、冬のマーケットで放出を考えるセビージャの考えを変えられるかもしれない」と言及した。