かつてバルセロナでプレーし、“メッシ二世”と称されていたガイ・アスリン [写真]=Getty Images
元イスラエル代表FWガイ・アスリンが、“メッシ二世”と呼ばれたことの苦しさを明かした。イギリスメディア『ITV』が伝えている。
かつてバルセロナの下部組織でドリブラーとして活躍したガイ・アスリンは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの後継者として期待され、“NEXTメッシ”と呼ばれた。しかし、ブレイクの機会を逃し、今シーズンはスペイン3部のサバデルでプレーしている。
彼はインタビューに対して以下のように話し、メッシと比較されることでピッチに行くことが辛くなったと語った。
「僕はドリブル、一対一、そして攻撃が好きなタイプの選手だった。その説明は、自分にとっても、誰にとっても良くないものだったと思う。歴史上でも最も偉大な選手たちと比較された時、そこには多くの期待が発生する。そしてピッチに行くことが辛くなる」
「それが良い比較であるとは思えなくなるんだ。個人的に思うのは、それが僕の最初の歩みを傷つけたということだ」
「それもサッカーだ。メディアはいつも選手を比較することを好む。メッシのような選手と比べられたのは光栄だけど、毎週のようにそうされるのは不公平なことだよ」
そして、3部リーグでのプレーを決断した理由も明かした。
「僕は故郷に戻るチャンスに飛びついたよ。お金は少ないものだったとはいえね。今は25歳で、お金は最も重要なものではない。プレーしたいし、より高いレベルのリーグでプレーできるチャンスを増やしたい」
「オファーを受けたときは何も考えなかった。この国でプレーすることはとても重要だった。ここのサッカーはよりプロフェッショナルだ。鍵はプレーし続けることだと思う。出場時間を得て、競争力を高めていく。選手としての自分に最も重要なのは、毎週僕のスキルを見せること。それは昨年できなかったことだし、今シーズンはそれが可能になることを望んでいるよ」
(記事提供:Qoly)
By Qoly