バルサからの関心を報じられたオーリエ [写真]=Icon Sport via Getty Images
バルセロナが、パリ・サンジェルマンに所属するコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエの獲得を狙っているようだ。フランスメディア『INFOSPORT+』の報道を引用し、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が10月31日に報じている。
報道によると、バルセロナはすでにオーリエ側と接触している模様。補強候補の一人に挙げられているようで、今冬ではなく来夏の移籍市場での獲得を狙っているようだ。
オーリエは現在23歳。2014年夏からパリ・サンジェルマンでプレーしているが、ピッチ外でのトラブルで話題となっている。今年2月13日に行われたリーグ・アン第26節リール戦でベンチスタートとなり、出番なく試合を終えた後には動画共有サービス「ペリスコープ」上で侮辱的な発言。ローラン・ブラン監督(当時)と元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ(現マンチェスター・U)について「ホモ」などとコメントし、約2カ月の謹慎処分を科された。また今年5月末にはパリのナイトクラブの外で警察官とトラブルになり、暴行容疑で逮捕されたとも報じられている。
ただ一方で、相手選手の命を救った試合もあった。コートジボワール代表の一員として臨んだ2018 FIFAワールドカップ ロシア アフリカ最終予選のマリ代表戦。オーリエは競り合いの後に失神して倒れ込んだMFムサ・ドゥンビアに駆け寄り、同選手が舌を飲み込んで窒息することを防ぐ応急処置を行った。まもなく医療チームが駆け付け、ドゥンビアは意識を取り戻した。
様々な話題に事欠かさないオーリエ。バルセロナへの移籍は実現するだろうか。
By サッカーキング編集部
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