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レアル・マドリード、欧州5大リーグで唯一の今季公式戦無敗チームに

2016.10.31

5大リーグで唯一の今季公式戦無敗クラブとなったレアル・マドリード [写真]=Getty Images

 週末に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節で、ビジャレアルがMF乾貴士の所属するエイバルに今シーズン初黒星を喫したことで、同リーグ唯一の無敗チームとなったレアル・マドリード。7勝3分とリーグ首位を走る同チームは今シーズン、UEFAスーパーカップ制覇に始まり、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージで2勝1分、コパ・デル・レイでは白星発進と、ここまで11勝4分け。公式戦で1度も黒星を喫していない。そして、公式戦無敗というのは欧州5大リーグでレアル・マドリードだけとなっている。

 ブンデスリーガでは、首位バイエルンが7勝2分け、2位ライプツィヒが6勝3分け、3位ホッフェンハイムが5勝4分けと、上位3チームが揃って無敗を守っている。しかし、バイエルンはCLグループステージ第2節でアトレティコ・マドリードに敗れ、ライプツィヒはDFBポカール1回戦でディナモ・ドレスデン相手に、ホッフェンハイムは同2回戦でFW大迫勇也が所属するケルン相手にそれぞれ敗退を喫している。

アトレティコ・マドリードに敗れた直後のバイエルン [写真]=Getty Images

アトレティコ・マドリードに敗れた直後のバイエルン [写真]=Getty Images

 プレミアリーグでは、首位マンチェスター・C、2位アーセナル、3位リヴァプールが7勝2分け1敗で並び、4位チェルシーが7勝1分け2敗で続く一方、5位トッテナムが5勝5分けで無敗をキープしている。だがそのトッテナムもCLグループステージ第1節でモナコに、フットボールリーグ・カップ(EFLカップ)4回戦でリヴァプールにいずれも敗れている。

プレミアリーグでは無敗を維持するトッテナム [写真]=Getty Images

プレミアリーグでは無敗を維持するトッテナム [写真]=Getty Images

 セリエAでは、首位ユヴェントスが9勝2敗と既に2度の黒星を味わうなど無敗のチームは存在しない。一方、リーグアンでは首位ニースが9勝2分けで無敗を守っている。だがそのニースも、ヨーロッパリーグ・グループステージ第1節のシャルケ戦、第2節のクラスノダール戦と2連敗を喫している。

ニースは今夏、バロテッリが加入している [写真]=Getty Images

ニースは今夏、バロテッリが加入している [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは今後、11月2日にCLグループステージ第4節のレギア・ワルシャワ戦、6日にはリーグ第11節のレガネス戦に臨むが、いずれの試合でも黒星は想像し辛い。従って、インターナショナルマッチウィーク明けの19日に行われる第12節のアトレティコ・マドリードとのアウェーでのダービーが、無敗街道が続くのか途切れるのかに注目が集まる一戦となりそうだ。

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