スーパーボレーを決めたナチョ(右から2人目)を祝福するレアルの選手たち [写真]=Real Madrid via Getty Images
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦(ラウンド32)ファーストレグが26日に行われ、レオネサ(3部)とレアル・マドリードが対戦。レアル・マドリードが7-1と大勝した。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウェールズ代表FWギャレス・ベイル、フランス人FWカリム・ベンゼマら主力選手を温存した一戦で、ゴールラッシュを見せたレアル・マドリード。スペイン代表FWアルバロ・モラタや同MFマルコ・アセンシオといった若い面々が躍動した中で、堅実な守備を遂行するセンターバックがスーパーゴールを決めた。
68分、右CKをショートコーナーで開始し、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがペナルティーエリア中央へ緩やかなクロス。走り込んでいたスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが豪快なジャンピングボレーを決めた。スペイン紙『マルカ』は26日、「ファン・バステンのようだ。なんて素晴らしいボレーなんだ!」と見出しを掲げ、ナチョのゴールを絶賛している。
ナチョは後方から攻撃参加。ショートコーナーから上げられたクロスに反応し、ペナルティーエリア中央、ペナルティーアークの後方からジャンピングボレーを決めた。クロスバーすれすれ、反応した相手GKの手がわずかに届かない絶妙なコースに飛んだ一撃。同紙は「クオリティーを見せつけた」と記し、スーパーボレーを絶賛している。得点直後、アシストをしたJ・ロドリゲスは驚いた様子で、ジネディーヌ・ジダン監督は笑顔を見せていた。
ナチョのスーパーボレーを含む7ゴールで先勝したレアル・マドリード。4回戦セカンドレグは11月30日に予定されている。レアル・マドリードの次戦は今月29日、リーガ・エスパニョーラ第10節でアラベスとのアウェーゲームに臨む。
By サッカーキング編集部
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