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右SBに悩むバルサ、S・ロベルト欠場の場合はユムティティを起用か

2016.10.13

右サイドバックとして起用される可能性がささやかれるDFユムティティ [写真]=VI Images via Getty Images

 代表戦に伴う中断期間を終え、今週末に再開するリーガ・エスパニョーラ。現地15日に行われる一戦でホームにデポルティーボ・ラ・コルーニャを迎えるバルセロナにとって、最大の悩みの種となっているのは右サイドバックだろう。

 バルセロナは現在、同ポジションのレギュラーであるMFセルジ・ロベルトが、スペイン代表での7日の練習中に右足の付け根に違和感を訴え、デポルティーボ戦への出場は微妙な状況となっている。また、デポルティーボ戦に回復が間に合ったとしても、19日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節のマンチェスター・Cとの大一番を見据えて温存される可能性も十分に考えられる。

 だが、今シーズン当初は同ポジションのバックアップ要員として見込まれていたDFアレイクス・ビダルが、公式戦ここ6試合連続で招集外となるなど戦力として計算されておらず、S・ロベルトが欠場となった場合には代わりとなる適任の選手がいない。

 この状況を受けたバルセロナは、現在は複数のオプションを検討しているが、同クラブ寄りの『SPORT』紙によると、ここに来て浮上しているのがDFサミュエル・ユムティティだという。左利きのユムティティは、センターバックと左サイドバックの両ポジションを高いレベルでこなすものの、右サイドバックでのプレー経験はない。だが、ルイス・エンリケ監督は、Bチームの指揮官時代には左利きのDFムニエサ(現ストーク)を右サイドバックに配置したことがあり、今回はウムティティで同様の起用を再度行う可能性があるとのことだ。

 一方、同じくバルセロナ寄りの『Mundo Deportivo』紙によると、ルイス・エンリケ監督はユムティティだけではなくBチームに所属するDFニリも選択肢として考えているとのことで、実際にすでにトップチームの練習にも参加させている。現在22歳のニリは、この夏の移籍市場でラス・パルマスから加入するや否やBチームのレギュラーに定着しているが、予想以上の速さでトップチームのデビューを飾れるか、まずはデポルティーボ戦の招集リストに注目したい。

By WOWOW

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