「危機的ではない」 ジダン監督、次節で5戦ぶり勝利へ「解決策見つける」

エイバル戦でレアル・マドリードを指揮するジダン監督 [写真]=Real Madrid via Getty Images

 レアル・マドリードは2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節でMF乾貴士が所属するエイバルと1-1のドロー。これで公式戦4試合連続の引き分けとなった。ジネディーヌ・ジダン監督がインタビューに応じ、同日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 白星から遠ざかっているチーム状況について、ジダン監督は「危機的状況ではない」と強調。「ただ、リーグ戦3試合連続で引き分けているというのは、何かが悪くなっているということだ」と、改善すべき点があると主張した。

 試合については「前半は相手にやらせてしまったが、後半は良いプレーが増えた。試合序盤からもっとインテンシティーを出す必要がある。創造性に欠けていたわけではないと思っているよ」と分析し、より厳しくて激しいプレーを望んだ。

 今後、代表ウィークを迎え、レアル・マドリードは15日に行われる次節でベティスと敵地で対戦する。「選手たちが代表チームに行っている間に、私は解決策を見つけなくてはならない。このような状況を続けるわけにはいかないからね」と、修正点を分析したいと口にした。

 主力に離脱者が相次ぎ、ブラジル代表DFマルセロ、同MFカゼミーロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチに加え、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの負傷も発表されたレアル・マドリード。厳しい台所事情だが、ジダン監督の手腕が問われることになりそうだ。

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