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ケガ明けの武藤嘉紀は後半からプレー…セビージャに敗戦も「思った以上に調子は良い」

2016.07.29

マインツに所属する武藤嘉紀(写真は昨年12月) [写真]=Bongarts/Getty Images

 プレシーズンマッチが28日に行われ、日本代表MF清武弘嗣所属のセビージャとFW武藤嘉紀が所属するマインツが対戦した。

 負傷離脱中の清武はメンバー外、13日に行われたスウィッチバックス戦で昨年2月6日のハノーファー戦以来となる実戦復帰を果たしていた武藤はベンチスタートとなった。

 試合は0-0のまま前半を折り返すと、後半開始から武藤がピッチへ登場。しかし、先制したのはセビージャだった。58分、右からのクロスがエリア手前中央にこぼれると、セルヒオ・エスクデロが左足ハーフボレー。低く抑えたシュートがゴール右下に決まった。

 1点を追いかけるマインツは何度か相手ゴールに迫ったが決め切ることができず、試合はこのまま終了。セビージャが1-0で勝利を収めた。

 試合後、取材に応じた武藤は、「久々に強い相手で、良いイメージはできていましたけど、(足りなかったのは)最後の決め切るところ。2回くらいありましたし」とチャンスを逃したことを悔やみつつ、「貪欲さと言うか、FWに必要なところは自分でも出して行こうと思っていましたし、仲間が呼んでいてもチャンスで自分が決めれば、自分の評価に繋がりますから」と、強い気持ちでゴールを狙っていたと振り返った。

 指揮官へのアピールについても、「やっぱり点を取るしかないんじゃないですかね」と話し、「後半自分が入って点を取るというのを続けていけば、おのずと優先順位(序列)は変わってくると思いますし、とにかく結果を残さないといけないなと思います」とコメント。

「監督も(ボールが)収まるFWが好きですし、そこで自分はどうしてもジョン(・コルドバ)のような収める力を付けられるかと言ったらそうではないので。違うところで、得点だったりアシストだったりそういうのを増やしていかないといけないなと思います」と、自分自身の特徴を生かしながら結果を出さなければならないと述べている。

 コンディションについては、「もうケガの影響はないですし、あとは試合勘。ドリブルだったり、そういうのは全然できますし、思った以上に自分の調子はいい」と好調をアピールした武藤。「あとは決め切るだけ。ここで2点くらい決めていればよかったなと思いますけど」と続けると、8月7日に予定されているリヴァプールとのプレシーズンマッチに向けて意気込みを語った。

「リヴァプール、すごい楽しみですね。注目される一戦だと思うので、そこでゴールを逃しちゃいけないなと思います」

【スコア】
セビージャ 1-0 マインツ

【得点者】
1-0 58分 セルヒオ・エスクデロ(セビージャ

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