チェルシー退団のFWパト、リーガ初挑戦へ…ビジャレアル移籍が迫る

パト

チェルシーでは思うような活躍を見せることができなかったFWパト [写真]=AMA/Getty Images

 ビジャレアルが、コリンチャンスに所属するブラジル人FWアレシャンドレ・パトの獲得に迫っているようだ。スペイン紙『マルカ』が26日に報じている。

 報道によると、コリンチャンスがビジャレアルからのオファーを受諾し、パトの移籍決定が迫っている模様。交渉は契約内容の細部を詰める作業を残すのみとなっているようだ。ビジャレアルは300万ユーロ(約3億4000万円)を支払ってパトの保有権の60パーセントを取得すると報じられている。

 なお、コリンチャンスの会長を2011年まで務めていたアンドレス・サンチェス氏がパトの移籍を認め、「すでに(パトを)売却した。後で正式発表があるだろう」とコメントしているという。

 26歳のパトは今年1月、コリンチャンスからチェルシーへレンタル移籍で加入。しかし、フィットネスの問題から加入後3カ月間は出場機会を得られなかった。4月2日のプレミアリーグ第32節アストン・ヴィラ戦でデビューを果たし、同試合で初ゴールを記録したものの、最終的には2試合の出場にとどまった。

 今月1日にチェルシーへのレンタル移籍期間が満了し、コリンチャンスに戻ってトレーニングを行っていたパト。新天地候補にはラツィオも挙げられていたが、ビジャレアルに移籍してリーガ・エスパニョーラに初挑戦する見通しとなった。

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