清武、スペインへ再出発「ベスト尽くす」…リオ五輪代表へエールも

清武

セビージャでの活躍を誓った日本代表MF清武 [写真]=Getty Images

 日本でリハビリを行っていた同国代表MF清武弘嗣が、24日にスペインへ向かった。出発に際し、同選手が取材陣にコメントを残している。

 今夏、セビージャと2020年までの4年契約を締結した清武。しかし今月、右足内転筋を負傷すると、全治約1カ月と見込まれ、日本でのリハビリを行っていた。

 再出発に際し清武は、「今回ケガもあり、日本にてリハビリを行っていましたが、今日スペインに向かいます。開幕に向け、ポジション争いもありますが、自分もそこに挑戦して、ポジションを勝ち取るためにセビージャに入団したので、悔いのないようにベストを尽くしてきます」と抱負を語った。

 9月からは2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選がスタートする。日本代表としても活躍が期待される清武だが、同選手自身も大会を意識し、「9月から始まるワールドカップ最終予選、そして2018年の本大会のためにもスペインでの新たなるスタートを頑張ります」とコメント。代表をはっきりと見据えた上で、セビージャでの奮闘を誓った。

 8月からはリオデジャネイロ・オリンピックが開幕する。清武は前回のロンドン・オリンピックに出場し、ベスト4進出を経験。しかし、メダル獲得にはあと一歩及ばなかった。その経験を踏まえ清武は、「リオ五輪、手倉森監督や選手、スタッフの皆さんにはぜひ、僕らがロンドンで勝ち取れなかったメダルを獲得してほしいです。心から応援しています」とエールを送った。

 清武が所属するセビージャは、8月9日に開催されるUEFAスーパーカップでチャンピオンズリーグ王者のレアル・マドリードと対戦。その後、14日と17日にスーペル・コパでバルセロナと激突し、21日に2016-17シーズンのリーガ・エスパニョーラ第1節でホームにエスパニョールを迎える。

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