バルセロナは6月30日、フランス代表DFサミュエル・ウムティティの獲得に関して、リヨンと合意したことを発表した。同クラブが公式Twitter上で発表している。
スペイン代表DFマルク・バルトラやブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスら、ディフェンス陣の退団が決定しているバルセロナ。来シーズンに向け新戦力の獲得が予想されており、候補としてリヨンでプレーするウムティティの名前が挙がっていた。
そして6月30日、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が記者会見を開き、ウムティティの獲得が発表された。同会長は「ウムティティを2500万ユーロ(約29億円)で獲得することでリヨンと合意に至った」とコメント。今後クラブから正式なリリースがある見込みだ。
ウムティティはリヨン下部組織出身の22歳で、センターバックと左サイドバックをこなすことができる万能タイプのDFだ。2015-16シーズンはリーグ戦30試合に出場し、1得点をマーク。現在はユーロ2016へ出場中のフランス代表に帯同している。
このほか、バルトメウ会長は現戦力の動向についても発言。ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとチリ代表GKクラウディオ・ブラボの残留を明言したほか、ユヴェントスなどへの移籍が噂されているアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノがチームにとどまることを明かしている。