MF乾貴士が所属するエイバルは6日、ホセ・ルイス・メンディリバル監督と2017年6月末まで契約延長を締結したことを公式サイトで発表した。
以前から濃厚と見られていた続投が正式に決定したメンディリバル監督は、契約延長を喜ぶと同時に、就任2シーズン目も余裕をもって1部残留を決めたいとの意思を示した。
「ここでもう1シーズン指揮を執ることになり、大変に嬉しい。全てが上手く行くことを願っている。今シーズンのような戦いが再現できれば理想的だ。ハードワークを怠ることなく、チーム一丸となって戦い続ければ、目標達成に向けて何事もより簡単に進んでくれることだろう」
メンディリバル監督はまた、この夏の移籍市場での補強方針について言及するとともに、新シーズンの鍵として既存戦力と新戦力の融合を挙げた。
「資金が豊富だからといって良いチームが作れる訳ではない。信頼できる選手を連れて来なければ何も始まらない。浪費することなく1部リーグに相応しい形でチームを強化したい。そのためにも、チームが一枚岩でいる事が何よりも重要だ。新シーズンは、今シーズンのように殆どゼロからスタートする必要はないので、チームに残った選手達が力を合わせ、新しくやって来た選手達を手助けしてくれる事を期待している」