セビージャ退団でインテル入り濃厚…バネガ「別れの時がやって来た」

バネガ

セビージャを退団し、インテル入りが濃厚なMFバネガ [写真]=Getty Images

 セビージャのアルゼンチン代表MFエベル・バネガが、確実視されているクラブ退団を認める発言を行った。

 この夏の移籍市場でのインテル入りが濃厚と見られているバネガは、現地23日にセビージャ市内で行われたヨーロッパリーグ(EL)3連覇を祝う優勝パレード後に、涙ながらにファンへの別れを告げた。

「悲しいけれども、人生では決断を下して行かなければならない。それは成功する時もあれば失敗する時もあるけれどもね。セビージャに移籍する際も熟考を重ねたが、今回も結論を導き出すのは本当に大変だった。なぜなら、セビージャは自分にとって家族のようなクラブであり、僕はここに完全に慣れ親しんでいるからだ。しかし、別れの時がやって来た」

 22日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝では延長戦の末に0-2で敗れ、セビージャでの最後の公式戦を飾れなかったバネガだが、「もう1つの重要な足跡は残せなかったけれども、皆で全力を尽くした結果だから仕方ない」と述べると同時に、モンチSD(スポーツ・ディレクター)やウナイ・エメリ監督を始めとするチームの全スタッフに感謝の意を示した。

「モンチSDやエメリ監督、チームメイトなど、全ての人々にお礼が言いたい。このクラブの事はあらゆる言葉をもってしても語り尽くせない。僕はセビージャでプレーできたことを生涯感謝し続けることだろう。自分のキャリアに多くの影響を与えたこの素晴らしいクラブに、いつの日か戻って来ることができれば夢のようだね」

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