昨季よりハイペースで得点量産…バルサのMSN、史上最強3トップへ

昨季を超えるペースで得点を重ねている3トップ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 23日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのアーセナル戦で、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2ゴールを決めた。同試合終了時点で、バルセロナが誇る自慢の“トリデンテ(スリートップ)”であるメッシとブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの今シーズンの合計得点は93ゴールとなった。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 昨シーズン、バルセロナの“トリデンテ”は3人だけで、122ゴールを決めた。そして今シーズン、記録更新の可能性が高まっている。

 今シーズン、バルセロナは45試合の公式戦を消化。メッシが29ゴール、ネイマールが23ゴール、スアレスが41ゴールと、3人合計で93ゴールを決めている。昨シーズンは45試合を終えた時点で計83ゴールで、今シーズンのほうが10ゴールも多い。なお、45試合のうち37試合では3人中最低1人はゴールを記録。チーム全体の総得点は121ゴールだが、実に75パーセントが“トリデンテ”のゴールだ。

 バルセロナは今シーズン、最低でも残り15試合の公式戦に臨む。チャンピオンズリーグで勝ち進めば試合数が増加し、必然的に得点機会はさらに多くなる。

 過去にゴールラッシュを見せたユニットと比べても、メッシ、ネイマール、スアレスの得点力は脅威的だ。2008-09シーズンのバルセロナではメッシと元カメルーン代表FWサミュエル・エトー、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏のスリートップがシーズン合計100ゴールを達成した。また、2011-12シーズンには、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとフランス代表FWカリム・ベンゼマ、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン(現ナポリ)の3人がシーズン合計で118ゴールを決めている。

 バルセロナの“トリデンテ”は上記2ユニットの記録を昨シーズンに打ち破り、さらに自分たちの記録を更新しようとしている。

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