脱税疑惑のメッシ、裁判所への出廷日が決定…CL決勝進出でも出場可

メッシ

バルセロナに所属するFWリオネル・メッシ [写真]=Getty Images

 脱税の疑いがかけられているバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、5月31日から6月3日にかけて、裁判所に出廷することが決まった。20日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 メッシは父親のホルヘ・メッシ氏とともに、2007年から2009年までの3年間に渡って所得税を脱税したとして、スペイン税務局に告発されていた。

 昨年10月には、2016年4月から5月の間に裁判が行われると報じられており、日程によってはシーズン佳境の大事な試合を欠場する恐れもあったメッシ。だが今回、カタルーニャ最高裁判所が日程を発表し、5月31日から6月3日にかけて裁判が行われることが決まった。今シーズン最後の試合となるチャンピオンズリーグ(CL)決勝は5月28日に行われる予定となっており、仮にバルセロナがCL決勝まで勝ち上がったとしても、メッシは出場が可能となる。

 起訴状では、検察側は、父ホルヘ氏に対して410万ユーロ(約5億2000万円)の脱税があったとして、禁錮18カ月の実刑判決を要請。メッシについては脱税があった事実を知らなかったという理由から、告訴を行わないことを決定した。だが一方で、国家弁護士はホルヘ氏とメッシの両者に禁錮22カ月を求刑している。

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