世界中のサッカーファンに知られる漫画『キャプテン翼』の作者である高橋陽一氏が、17日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウのVIPスペースに招かれ、リーガ・エスパニョーラ第20節、アスレティック・ビルバオ戦を観戦した。
バルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ会長は高橋氏にユニフォームを贈呈。そして、この訪問を記念し、高橋氏が描いたFWリオネル・メッシのイラストレーションが VIP スペースに飾られた。また、同クラブのソシオ(会員)であり、サッカーファンとして知られている音楽家の森山直太朗氏も、招待を受けて試合を観戦した。
高橋氏は、昨年12月に日本で開催されたFIFAクラブワールドカップに向けても、バルセロナの選手のイラストを作成。メッシ以外に、FWネイマール、MFアンドレス・イニエスタ、FWルイス・スアレス、DFジェラール・ピケの5人を描き、東京で行なわれた FC バルセロナ・インスティテューショナル・レセプションで展示されていた。
同氏は常にバルセロナへの特別な愛情を示しており、『キャプテン翼』を通して同クラブの知名度を日本に高め、実際に漫画の中で、主人公は夢見ていたバルセロナの選手になってプレーしている。
今回の訪問について高橋氏は、「バルサのファンなので、今日は試合を楽しみに来ました。やっぱり、世界一のサッカーをするので、そういった意味で、バルサはインスピレーションを与えてくれます。今、主人公の翼くんはバルサでプレーしているので、実際にバルサの選手を見て、いろいろ作っています」とコメントした。
なお、試合はスアレスのハットトリックなどでバルセロナが6-0の大勝を収めている。