今季もバルサがCLを連覇か…A・ビダルが予言「僕は守り神なので」

アレイクス・ビダル

1月からプレーが解禁となったアレイクス・ビダル [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 バルセロナのスペイン代表MFアレイクス・ビダルが、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』とのインタビューで、古巣でも新天地でもあるクラブに関する自身の見解を示した。

 幼少期に1年間バルセロナでプレーしたものの、トップチームでのデビューはエスパニョールとなるなど、カンテラ(下部組織)時代からほぼ毎シーズンのようにクラブを転々としてきたA・ビダル。回り道をして13年振りにバルセロナに戻ってきた苦労人の自身とは対照的に、トップチームのデビューに近付きながらも努力不足でチャンスを逃す若手が多いことを指摘した。

「クラブがカンテラの選手を放出するのには理由がある。年齢などを考慮したうえで、それがチームにとってベストだと判断したからだ。もし自分にトップチームの練習に参加する機会があったなら、絶対に逃していなかったと断言できる。だが、残念ながらそれとは反対に、すべき努力を怠ったためにチャンスを逃し、最終的にもがき苦しみながら人生を探すことになる若手もカンテラには多い」

 昨年夏にセビージャからの移籍が内定していたA・ビダルだが、バルセロナが冬の移籍市場までFIFAから補強禁止処分を受けていたため、ようやく1月になって新天地でのデビューを果たした。紆余曲折があったものの夢を叶えた同選手は、昨シーズン加入したセビージャが史上初のヨーロッパリーグ(EL)連覇を果たした通り、今シーズン加入したバルセロナが史上初のチャンピオンズリーグ(CL)連覇を達成するとの希望的観測を冗談ながらに述べた。

「これまでELを連覇したチームは昨シーズンまで1つもなかったが、僕が加入したセビージャがそれを成し遂げた。僕は守り神なので、今シーズンのバルセロナはCLを連覇する初めてのチームになるだろうね」

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