現地2日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦、今月17日からFIFAクラブ・ワールドカップに出場するため前倒しで日程を消化しているバルセロナは、ホームで行われたセカンドレグでビジャノベンセに6-1で圧勝し、ファーストレグと合わせて1勝1分として5回戦に進出した。
この試合、ベストメンバーから大量9選手を温存したバルセロナは、レギュラーとして出場した2選手のうちの1人であるDFダニエウ・アウヴェスのゴールで先制すると、FWサンドロ・ラミレスおよびFWムニル・エル・アダディの若手コンビがそれぞれ3得点ならびに2得点と活躍し、3部所属のチームに貫録勝ちした。
トップチームではもちろんのこと、Bチームを通じても初となるハットトリックを達成したサンドロは、試合後のインタビューで今シーズン初得点を含む3ゴールを喜んだ。
「このような夜を必要としていた。ストライカーとして点を取る意欲に溢れていたし、チームとしてゴールを挙げる必要があったので、本当に気分がいいね」
サンドロはその一方で、個人的な数字よりもチームへの貢献を重要視していることを力説している。
「個人的にはハットトリックを決めることができて嬉しいが、僕は自分にできることや、監督やチームから求められていることを行っただけだ。それ以上にチーム全体で良い仕事ができたことに満足している。僕らはキックオフとともに高いインテンシティとモチベーションをもって戦い、試合開始から終了まで素晴らしいパフォーマンスを見せることができた。今後もチームの勝利に貢献できるよう、ハードワークを続けて行きたい」