クラシコ大敗に憤るモドリッチ「酷かったが、これが初めてではない」

モドリッチ

“クラシコ”に出場したレアルMFモドリッチ(右) [写真]=Getty Images

 21日に行われた伝統の一戦“クラシコ”で、宿敵バルセロナに0-4で敗れたレアル・マドリード。試合後のインタビューでは多くの選手が沈痛のコメントを残した。

 本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのよもやの大敗を前に、レアル・マドリードの多くのサポーターが、不甲斐ない戦いを見せたチームへの非難や、クラブやチームを混乱に陥れているフロレンティーノ・ペレス会長、ラファエル・ベニテス監督に対する辞任要求を行っているが、主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは必死に火消しに努めた。

「僕は戦犯探しをするつもりはない。今日のことは忘れ、次の試合に頭を切り換えることが重要だ。僕達は会長や監督と共にかつてないほど団結しなければならない」

 また、「チームは精神的に相当ショックを受けている」と苦悶の表情でコメントした副主将のブラジル代表DFマルセロは、自分達のやろうとしていたことを相手にやられてしまったとの見解を示した。

「僕達はなるべくボールをキープしようとしたけれども、ポゼッションをスタイルとする彼らに逆にパスを繋がれてしまった。また、ボールを取り返そうとして走り回ったせいで、肝心な時に疲れが出てしまい、攻撃に転じることができなかった」

 一方、クロアチア代表MFルカ・モドリッチは、チームとして進歩がないことへの憤りを見せている。

「僕達はミスから学ぶことができていない。本当に酷いプレーだったが、何もこれが初めてではない。チームとして全然プレーできていない」

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