リーガ・エスパニョーラ第11節が7日に行われ、MF乾貴士が所属するエイバルとヘタフェが対戦した。
前節のラージョ・バジェカーノ戦で今シーズン4勝目を挙げ、6位に再浮上している。この日は前線にセルジ・エンリクが先発で出場。乾は2試合連続のベンチスタートとなった。一方、ヘタフェはセビージャ、バルセロナに連敗を喫し、14位に順位を下げている。
エイバルは16分、右CKのこぼれ球をセルジ・エンリクが右足で合わせ、先制に成功する。続く20分、右サイドからのクロスをサウール・ベルホンが頭で合わせたが、ここはGKビセンテ・グアイタに防がれてしまった。
一方、アウェーに乗り込んだヘタフェも反撃。22分、左サイドからチャンスを作ると、ゴール手前左でパスを受けたビクトル・ロドリゲスがドリブルから右足シュート。これがゴール右に決まり、ヘタフェが同点に追いついた。
エイバルは24分にエンリクがネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。続く29分、左サイドのS・ベルホンが個人技でエリア内左に進入。マイナスの折り返しを再びエンリクがゴール左に決め、エイバルが勝ち越しに成功した。
後半立ち上がりもエイバルがチャンスを作る。61分、エンリクがダミアン・スアレスに倒されてPKを獲得。これをキッカーのS・ベルホンがゴール左に決めてリードを2点に広げた。
このまま3-1でエイバルがヘタフェを下し、連勝を飾った。なお、乾は7試合ぶりに出場機会がなかった。
次節、エイバルは敵地でビジャレアルと、ヘタフェはホームでラージョ・バジェカーノと対戦する。
【スコア】
エイバル 3-1 ヘタフェ
【得点者】
1-0 16分 セルジ・エンリク(エイバル)
1-1 22分 ビクトル・ロドリゲス(ヘタフェ)
2-1 29分 セルジ・エンリク(エイバル)
3-1 61分 サウール・ベルホン(PK)(エイバル)