10月31日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節のヘタフェ戦後にハロウィンの仮装をして騒動を起こしていたバルセロナの選手たちが、仮装に使用した赤いペンキなどで汚れたロッカールームをそのまま放置して帰っていたことが明らかとなった。3日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙によると、バルセロナの選手たちはヘタフェのホームで行われた試合に、偽の血液として使用するための赤いペンキや仮装用の衣装を持ち込んだという。そして騒ぎを起こした後、偽の血でまみれたロッカールームのトイレや洗面台を掃除することなく帰路についたようだ。
ヘタフェのアンヘル・トーレス会長は、「彼らはロッカールームを散らかし、すべての衣装を置いて帰った。きれいにするのには費用がかかる」と悲惨な状況だったことを説明し、「私はバルセロナの会長に手紙を送るつもりだったが、謝罪を受け、それを破棄したよ。クラブの責任ではなく、選手たちが正しく変わらなければならないことだ」と、バルセロナの選手たちに警告を発している。
一方、ヘタフェのキャプテンを務めるスペイン人MFペドロ・レオンは、「(アンドレス・)イニエスタから電話があった。僕らは謝罪を受け入れたし、もうこの問題について話すことはないよ」と、バルセロナのキャプテンから謝罪があったことを明かし、それを受け入れたと述べている。