バレンシア、チェルシーが狙っていたDFアブデヌールの獲得を発表

アブデヌール

モナコからバレンシアへの移籍が決まったアブデヌール [写真]=Getty Images

 バレンシアは29日、モナコからチュニジア代表DFアメイン・アブデヌールを獲得したとクラブ公式サイトで発表した。2020年6月30日までの5年契約を締結している。

 現在26歳のアブデヌールは母国のエトワール・サヘルでプロデビューを果たし、ブレーメンやトゥールーズなどを経て2014年1月にモナコへ加入。同クラブで評価を高めると、今夏はアーセナルやトッテナム、パリ・サンジェルマンといった強豪から関心を寄せられていた。

 また、イギリス紙『デイリーメール』は先日、チェルシーがエヴァートンに所属するイングランド代表DFジョン・ストーンズの獲得を諦めアブデヌールにオファーを出すのではないかと報じていたが、同選手はバレンシア移籍を決断している。

 アブデヌールは同サイトを通じて、「バレンシアはスペインと欧州におけるビッグクラブだ。野心的なプロジェクトに満足している。多くのトロフィーを獲得してきた誰もが知っているクラブだね。世界最高のリーグに来ることができてとても嬉しく思っているよ」と、喜びのコメントを残している。

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