レアル加入コヴァチッチ、カタルーニャ語での挨拶にファンざわめく

コヴァチッチ

今夏レアル・マドリードに移籍したコヴァチッチ [写真]=Real Madrid via Getty Images

 19日にレアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われたクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチの移籍発表会において、同選手がバルセロナで話されるカタルーニャ語でうっかり挨拶をしていたことが明らかとなった。22日のイギリス紙『デイリーミラー』などが報じている。

 昨シーズンまでインテルで日本代表DF長友佑都と同僚だったコヴァチッチは、レアル・マドリードの宿敵バルセロナやリヴァプールからもオファーがあったと報じられていたが、自身のお披露目会でその噂を裏付けるかのようにカタルーニャ語で「みなさんごきげんよう」と挨拶。しばらく会場がざわめいた後、英語で新天地での意気込みを語ったが、レアル・マドリードのファンに与えた第一印象は良いものではなかったとされている。

 現在21歳のコヴァチッチは2010年にクロアチアのディナモ・ザグレブにて16歳の若さでプロデビューし、2013年にインテルへ移籍。インテルがFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)の影響でやむなく売却した同選手の移籍金は3500万ユーロ(約48億円)と報じられており、6年契約が結ばれた。

 なお、レアル・マドリードに所属しクロアチア代表の先輩でもあるMFルカ・モドリッチはコヴァチッチについて、「2年以内にバロンドール(世界年間最優秀選手賞)を勝ち取るだろう」と話している。

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