バルセロナに所属するGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが、予定より早くチームに合流することが明らかになった。17日付のスペイン紙『スポルト』が報じている。
2014-15シーズン終了後、U-21ドイツ代表の一員としてU-21欧州選手権に臨んでいたシュテーゲン。当初の予定では30日に復帰することとなっていたが、19日にはアメリカでのプレシーズンツアー中のチームに合流するという。
昨夏ボルシアMGから加入した同選手は、チャンピオンズリーグとコパ・デル・レイでプレーし、2つのタイトル獲得に貢献した。一方、リーガ・エスパニョーラではチリ代表GKクラウディオ・ブラボが正守護神を務め、シュテーゲンの立場は“カップ戦要員”となっていた。
バルセロナは、21日に行われるインターナショナル・チャンピオンズ・カップのアメリカ・ラウンドで、元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードの所属するロサンゼルス・ギャラクシーと対戦する。チリ代表をコパ・アメリカ優勝に導いたブラボの合流はまだ先ということもあり、同試合ではシュテーゲンのアピールが予想される。