レアル指揮官の秘策?…来季はベイルをセンターフォワードで起用か

ベイル

ツアー先の豪州で練習に励むレアルMFベイル [写真]=Getty Images for International Champions Cup Australia

 レアル・マドリードを率いるラファエル・ベニテス監督は、新シーズンに向けてウェールズ代表MFガレス・ベイルをセンターフォワード(CF)として起用することを検討していると、スペイン紙『マルカ』が16日に報じた。

 2013年にトッテナムからレアル・マドリードに加入して以来、たびたび起用ポジションついて議論されているベイル。トッテナム時代は主に左サイドでプレーしていたが、移籍後は、レアル・マドリードでは絶対的エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが左ウイングを務めているため、主に右ウイングで起用されている。2014-15シーズンは、公式戦48試合に出場し17ゴールを挙げていた。

 今夏から新しくレアル・マドリードの指揮官に就任したベニテス監督は、ベイルをセンターフォワードで起用することを検討している模様。同紙は、「最初のトレーニングセッションから判断すると、昨シーズンとの大きな違いは、明らかにベイルのポジションだ。彼は(練習中)常にCFとしてプレーしている」と伝えており、すでに練習でも試しているという。

 なお、レアル・マドリードでは、フランス代表FWカリム・ベンゼマがCFとしてプレーしており、2014-15シーズンも公式戦46試合に出場し22ゴールを記録。だが同選手にはアーセナルが今夏の獲得を狙っているとも報じられている。さらに、昨年夏にレンタル移籍で加入し、バックアップを務めたメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスは、買取オプションが行使されず、所属元のマンチェスター・Uに復帰している。

 現在オーストラリアにてプレシーズンツアー中のレアル・マドリードは、18日に行われるインターナショナル・チャンピオンズ・カップ2015でローマと対戦する。

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