レアルのベニテス新監督が復帰の喜び語る「以前とは比べものに…」

　22日、2015－16シーズンからレアル・マドリードを率いるラファエル・ベニテス監督が同クラブ公式HPによるインタビューを受け、意気込みを語っている。

　現在55歳のベニテス監督は、選手としても指揮官としてもレアル・マドリードの下部組織でキャリアをスタートさせている。同監督は、「以前とは比べものにならない。シウダー・レアル・マドリード（レアルの練習施設）はスペクタクルだ。ピッチ、ロッカールーム、ジム、オフィス、トップチームとカンテラの宿泊施設、そのそれぞれで細かいところまで行き届いていて、さらに付け加えなくてはならないのは、ここで働いている人たちが愛情とプロ意識を持って私に対応してくれていることだ」と、現在の環境を称賛した。

　また、「私たちのプレーは攻撃的なものになるだろう。できる限りボールを保持し、素早いボール回しで攻め、攻撃と守備のバランスを失わないよう努め、ポジティブなアグレッシブさを持ち、必要に応じて複数のシステムに適応する」と、新チームの目指す戦い方を明かしている。

　レアル・マドリードは今シーズンを無冠で終えている。それでもベニテス監督は、「私は楽観的。なぜなら私たちには目標に到達するだけの能力と努力、献身の意思があるのだから」と、自信を口にした。