ベニテス監督、古巣レアルでの就任会見で涙「ホームに帰って来た」

ベニテス

レアル就任記者会見で涙を見せるベニテス監督 [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは3日、ラファエル・ベニテス監督の指揮官就任を発表。ベニテス監督はその後、就任記者会見に臨んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

 現在55歳のベニテス監督は、レアル・マドリードの下部組織で指揮官としてのキャリアを始め、これまでバレンシア、リヴァプール、インテル、チェルシーなどを率いた経験を持つ。2013年から今シーズン末まではナポリで指揮していた。
 
 レアル・マドリードのトップチーム指揮官として古巣に復帰したベニテス監督は、「とても特別な日で、とても感動的な日になった。今まで成功のために長年働いた後、ホームに帰って来た。それはいつも僕の目標だった」と喜びのコメントをすると、「サポーターを楽しませ、多くのタイトルをともに祝えるよう願っている」とタイトル獲得を誓った。

 記者会見では涙を見せる場面もあった同監督は、「多くの記憶が蘇ってきたよ。ベルナベウで良く練習をしていたこと。記憶は感情的にさせるね」と説明。そして、「素晴らしいチームと、強力な後押し、そしてタイトル獲得という目的を持つことは、大きな挑戦で、日々の努力を続けるモチベーションとなる」と意気込みを語った。

 さらに、「レアル・マドリードはとにかく大きなクラブだ。明確に達成したいことがあり、勝利し続けたいなら、チームは常にベストのプレーをしなければならない」とコメントすると、「より競争力のあるチームになり、良いサッカーをし、勝利への意思を貫く必要がある。レアルのようなクオリティの高いチームを率いるとき、可能な限りいつも、攻撃的で、ゴールを奪い、良いプレーをしなければならない」とプレッシャーに気を引き締めた。

 チームについては、「彼らはみんな、素晴らしくプロフェッショナルだ。私はフットボールが好きで、選手との意見交換も好きだ。チームが良いプレーをできるように、個人個人の選手にベストの状態を出させることが目標だね」と語っている。

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