負傷交代のクロースは軽傷か…レアル指揮官「筋肉系の問題ではない」

クロース

レアル・マドリード所属のドイツ代表MFクロース [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは、9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第36節でバレンシアと対戦し2-2の引き分けに終わった。試合後、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、負傷交代となったドイツ代表MFトニ・クロースについて明言している。クラブ公式サイトが同日に伝えた。

 試合は、前半の内に2失点を喫したレアル・マドリードだったが、後半に入ってポルトガル代表DFペペとスペイン代表MFイスコのゴールでなんとか同点としドロー決着。勝ち点1しか獲得できず、首位のバルセロナとの勝ち点差が4に開き、タイトル争いから後退する結果となった。

 さらに、同試合で先発出場したクロースが、バレンシアのポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスと接触した際に太ももを負傷。25分にスペイン人MFアシエル・イジャラメンディとの交代を強いられていた。

 13日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝セカンドレグのユヴェントス戦が控えているレアル・マドリード。ファーストレグは1-2で落としており、なんとしても勝利が必要な状況で、クロースの負傷はチームにとって痛手となるが、アンチェロッティ監督は同選手のけがは軽傷だと見込んでいることを明かした。

 同監督は試合後の記者会見で、「クロースはでん部を強打した。明日(9日)に検査を行う予定だ」と明かすと、「筋肉系の問題ではないと思われる。私たちは(クロースのけが)に関してはポジティブだよ」とコメントし、軽傷だと見込んでいる。

 レアル・マドリードは13日にホームでユヴェントスと対戦。その後、リーグ戦は17日にアウェーでのエスパニョール戦、23日にホームでのヘタフェ戦に臨む。

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