ついに“MSN”がバルサ史上最高の3トップに…今季3人で100得点超え

ネイマール

左からスアレス、ネイマール、メッシ [写真]=FC Barcelona via Getty Images

 28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第34節のヘタフェ戦で、ホームのバルセロナは6-0で大勝した。

 今シーズンのバルセロナの最大の武器であるトリデンテ(3トップ)が活躍。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがPKを含めて2点を決めれば、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスも2点、ブラジル代表FWネイマールも1点を決めた。それぞれの頭文字をとって“MSN”と言われる南米の偉才たちは、3人合計で今シーズンすでに102得点を記録。2008-09シーズンにジョゼップ・グアルディオラ監督が率いたチームのトリデンテ、メッシ、元カメルーン代表FWサミュエル・エトオ、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏の3人が持つシーズン公式戦合計100点という記録を更新した。

 恐ろしいのはまだ全試合を消化しておらず、リーガ・エスパニョーラが4試合、チャンピオンズリーグが最低でも2試合、そしてコパ・デル・レイの1試合を残していることだ。つまり得点数はさらに伸びるだろう。またスアレスは今シーズン、開幕から10月下旬まで出場停止だった。それでもシーズン終了を待たずして、過去の記録を更新した。

 しかし得点記録は更新したが、今のチームはまだタイトルをひとつも獲得していない。2008-09シーズンのトリデンテ、そしてチームは3冠を達成している。今のチームも3冠を達成できるのか、注目を集めている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 メッシは今シーズンこれまでに公式戦で49得点(リーガ・エスパニョーラ38得点・チャンピオンズリーグ8得点・コパ・デル・レイ3得点)、ネイマールは32得点(リーガ・エスパニョーラ20得点・チャンピオンズリーグ6得点・コパ・デル・レイ6得点)、ルイス・スアレスは21得点(リーガ・エスパニョーラ13得点・チャンピオンズリーグ6得点・コパ・デル・レイ2得点)を決めている。

 バルセロナのクラブ史上最高記録を更新したトリデンテ。欧州最強の3トップはタイトルを勝ち取り、その名を記録だけでなく、タイトルの勝者として歴史に刻むことができるのだろうか。

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