リーガ・エスパニョーラ第33節が26日に行われ、レアル・マドリードはセルタと対戦し4-2で勝利。同試合で2ゴールを決めたレアル・マドリード所属のメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスが、試合後にコメントしている。クラブ公式サイトが同日に伝えた。
同試合前まで、エルナンデスは今シーズンのリーガ・エスパニョーラで17試合の出場のみで、先発はわずか2試合。レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表MFガレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”トリオを前にレギュラーを掴めていなかった。
しかし、22日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦では、ベンゼマとベイルが負傷したため、エルナンデスが先発出場を果たすと、値千金の決勝点を決めて、準決勝進出に貢献していた。
今シーズンのリーグ戦で3試合目の先発出場を果たしたエルナンデスは「僕らは素晴らしいパフォーマンスを見せた。僕らはリーガとチャンピオンズリーグで優勝するために戦っている。だからアウェーで勝ち取ったこの3ポイントを嬉しく思うよ」と勝利を喜んだ。
また、2試合連続ゴールを決めて、「チームメイトが僕を祝ってくれたが、(ゴールは)チーム努力の結晶だ」と謙虚に語った同選手は、「とても気分が良く、この瞬間を楽しんでいるよ」と続けた。
そして、注目が集まる去就については「僕はレアル・マドリードの選手だ。それが長く続くか短いかはわからない。だから世界最高のチームで全ての瞬間を楽しみたい。僕の周りの人はハードワークを続けるように言っている。そうすれば、最後には良いことが起こるからね」とコメントしている。
レアル・マドリードは、首位のバルセロナとの勝ち点差「2」で2位につけている。次節は、29日にホームでアルメリアと対戦する。