ヘタフェが選手不足のピンチ…不運重なりフィールド選手は11人だけに

ヘタフェのホームであるコリセウム・アルフォンソ・ペレス [写真]=Getty Images

 現在リーガ・エスパニョーラで13位につけるヘタフェが、選手不足で危機的状況を迎えていると、スペイン紙『アス』が19日に報じた。

 ヘタフェは、18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節でアスレティック・ビルバオと対戦し0-4で完敗。さらに同試合で、センターバック(CB)を務めるウルグアイ代表DFエミリアーノ・ベラスケスがレッドカードを受けて、次節の出場停止が決まった。また、同選手とCBでコンビを組むスペイン人DFアレクシス・ルアーノもイエローカードを受けたため、累積警告で次節は出場停止となった。

 それに加え、同チームは負傷者も続出。現在、スペイン人のFWアルバロ・バスケス、DFフアン・バレーラ、MFアンヘル・ラフィタと、フランス人MFカリム・ヨーダが戦線離脱している。

 さらにヘタフェは、1月の移籍市場で、バレンシアからレンタル移籍していたスペイン人MFミチェル・エレーロが中国の広州富力に移籍し、クロアチア代表MFサミールも中国の江蘇舜天に加入したため、戦力がダウン。だが、負債を抱えるヘタフェは選手の獲得を禁止されていたため、補強はできていなかった。

 この結果、25日に行われるリーガ第33節のレバンテ戦は、GKが3選手とフィールドプレイヤーが11選手しかいない状況となった模様。交代が可能なフィールドプレイヤーが1人となるため、チームを率いるパブロ・フランコ監督は、ユースチームから5選手を招集する予定だと伝えられている。

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