バルサのスアレス、レアルからのオファーを認めるも「僕の夢はバルサにあった」

スアレス

バルサで主力として活躍するスアレス [写真]=Getty Images

 バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、リヴァプール在籍時代にレアル・マドリードから獲得に向けた接触があったことを明らかにした。

 スペインのラジオ局『Cadena Cope』のフットボール番組とのインタビューに応じたスアレスは、昨年夏の移籍市場でレアル・マドリードから興味を寄せられていたものの、新天地としてバルセロナを選んだことを明らかにした。

「レアル・マドリードからの関心があったのは本当だ。事実、まずは僕のところに連絡が届き、その後でメディアが話題にしたくらいだからね。だが、僕の夢はいつでもここにあった。それでも、実際にクラブが僕のところに来てくれるとは全く想像していなかったので、バルセロナの名前を聞いた時は一瞬たりとも迷うことはなかったよ。僕にとってバルセロナは世界最高のチームだ。その伝統や歴史、クラブとしての価値からして、これは疑いようがない」

 一方、これまで幾度もラフプレーなどが原因で厳しい制裁を受けてきた経験から、「今はかなり理知的になった」と自身を分析したスアレス。レアル・マドリードの主将であるスペイン代表GKイケル・カシージャスが、最近は本拠地サンチャゴ・ベルナベウのサポーターから厳しいブーイングを浴びていることについて聞かれると、不当な扱いとの認識を示した。

「カシージャスにブーイングを浴びせるなど全く理解できない。彼のこれまでのキャリアや、レアル・マドリードにもたらしてきたものを考えれば、有り得ないことだ。これは僕個人の考えだが、何よりも彼がプロとして残してきた数字や獲得してきたタイトルに目を向けなければならないと思っている。やみくもにブーイングをする前にしっかりと頭で考えるべきだ」

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