今シーズン終了後の去就に揺れているレアル・マドリードのドイツ代表MFサミ・ケディラが、宿敵バルセロナに売り込みを掛けたものの失敗に終わった可能性があることが明らかになった。
今年6月末をもってレアル・マドリードとの契約を満了するものの、カルロ・アンチェロッティ監督の構想から外れているため、今シーズン終了後の退団は確実と見られているケディラ。当初はシャルケが移籍先として最有力と見られていたものの、条件面で折り合わなかったため、交渉は停滞していると見られている。
ケディラは現在、バイエルン、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーといったシャルケよりも財政力に優れたクラブへの加入を模索しており、その流れでバルセロナにも接触すべく試みたという。だが英紙『Daily Star』によると、ケディラの代理人を務めるイェルク・ノイバウアー氏がバルセロナに連絡を入れたものの、28歳という年齢やプレースタイルからしてチームには不必要と判断され、交渉を拒否されたとのことだ。