デポルティーボ、新監督にクラブOBのV・サンチェス氏を招聘

デポルティーボ

デポルティーボは降格圏内の18位まで勝ち点差2の17位に沈んでいる  [写真]=Getty Images

 デポルティーボは現地9日、前日に解任したビクトル・フェルナンデス監督の後任指揮官として、クラブOBである元スペイン代表のビクトル・サンチェス氏を招聘したことを発表した。

 レアル・マドリードのカンテラ(下部組織)出身として1995‐96シーズンにトップチームでデビューしたビクトル・サンチェス氏は、ラシン・サンタンデールでの1年間を経て1999‐00シーズンに移籍したデポルティーボで現役時代の大半となる7年間を過ごした。また、2008年の引退後は指導者の道へと進み、これまではレアル・マドリードの1980年代後半から90年代前半を主力として支えたミチェル氏の右腕として、ヘタフェ、セビージャ、オリンピアコスでアシスタントコーチを務めてきた。

 今回が監督として初の経験となるビクトル・サンチェス氏は、早速行われた就任会見の席で、降格圏内の18位までわずか2ポイント差の17位に沈んでいる古巣の残留に向けて強い意欲を示した。

「ミチェルの横で4年間に渡り勉強した自分は、昨年夏から新たにプロジェクトを待ち続けてきた。とはいえ、古巣であるデポルティーボを指揮できることになるとは考えてもいなかった。指揮官としてのデビューをデポルティーボと共にトップリーグで飾れるというのは、自分の夢が叶ったことを意味している。私にとって、これ以上のチャンスは考えられない。クラブの目標達成に向けて、私の体には熱意がみなぎっている」

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