レアルOBのイエロ氏「欧州王者への思いはクラブのDNA」

現役時代のイエロ氏  [写真]=Getty Images

 昨シーズン、最多記録を更新する10度目の欧州制覇を成し遂げたレアル・マドリード。今シーズンも史上初の連覇を目指し、チャンピオンズリーグでベスト8に進出している。

 昨シーズンの優勝は、実に12年ぶりの快挙。2002年当時、選手として優勝を経験していた元スペイン代表DFのフェルナンド・イエロ氏は後輩たちの勇姿について、「誇りと幸せが湧き出てきた」と振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

 現役時代に3度の欧州制覇を経験したイエロ氏。「この大会は常に特別な存在だった。偉大なチームばかりが出場し、 非常にあっけなく終わる戦いでもある」と、思い入れについても明かした。

「欧州王者になる思いは、クラブのDNAに組み込まれている」と語るとともに、「最近は連覇に成功したクラブがないから悲観的な見方が多いが、能力のある監督の下で素晴らしく強いチームができていると思う」と、現チームの連覇の可能性にも言及した。

 なお、レアル・マドリードは準々決勝でアトレティコ・マドリードと対戦する。

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