スペイン2部・オサスナの元会長らが逮捕…八百長問題にも影響か

オサスナ

昨シーズン、2部に降格したオサスナ [写真]=Getty Images

 昨シーズンまでオサスナ(現・スペイン2部)の会長を務めていたミゲル・アルチャンコ氏、元マネージャーのアンヘル・ビスカイ氏、元ディレクターのヘスス・マリア・ペラルタ氏の3名が、スペイン当局に逮捕されていたことが明らかになった。5日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 アルチャンコ氏、ビスカイ氏、ペラルタ氏の3名は、クラブの口座から少なくとも240万ユーロ(約3億1800万円)を不正に引き出した疑いがかけられている。なお、同3名は6日に裁判所へ出廷し、最初の審理が行われる予定。

 アルチャンコ氏は、パチ・イスコ元会長の後任として2012年にオサスナの会長に就任。しかし昨シーズン、クラブは15年ぶりに2部降格の憂き目にあい、アルチャンコ氏は辞任していた。

 またオサスナは、昨シーズンの第37節のエスパニョール戦で八百長を行った疑いがあると報じられ、スペイン国内で波紋を呼んでいた。今回のクラブ元幹部逮捕によって、スペインサッカー界にさらなる影響を与えそうだ。

モバイルバージョンを終了