バルサDFピケ、警官侮辱で罰金約140万円…駐車違反で揉めて暴言

ピケ

バルセロナに所属するDFピケ [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが、警官を侮辱したとして1万500ユーロ(約140万円)の罰金を命じられたと、スペイン紙『マルカ』が3日に報じた。

 昨年10月、弟のマルクとバルセロナのディスコから出てきたピケは、弟が運転する乗用車で出発しようとした時に地元警察に呼び止められた。ピケの弟が車をバス線路で15分間停車したため、交通違反として罰金の対象に。しかし、弟が違反の取り締まりを受けた時、処分を不満に思ったピケは車から降りて、2人の地元警察と口論をしていた。

 ピケはこの時、警察に向かって「俺が有名人だから、妬んでいるんだ」、「俺に罰金を課すのは、君たちにお金がなく、手数料が手にできるからだ」と口にし「この違反はなかったことになる。なぜなら俺が君たちのボスに電話して、取り消してもらうからだ」、「恥知らずが、君たちの仕事には吐き気がする。警察は恥だ」などと暴言を吐いたとされている。

 罰金を命じたバルセロナの裁判官は、ピケの行為を、警察に対する「敬意を欠いた攻撃的な態度」として非難。1万500ユーロの罰金は、同選手が年間600万ユーロ(約8億円)以上の給料を貰っていることも考慮されている。また、同裁判官は、7日間以内に自ら罰金の支払いがなければ、その後の支払いが行われなかった日数の間、拘置するつもりだと警告している。

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