監督との確執や移籍の噂を否定するバルセロナFWメッシ「全て嘘だ」

メッシ

移籍や確執の噂を否定したバルセロナFWメッシ [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第18節が11日に行われ、バルセロナがホームでアトレティコ・マドリードと対戦し、3ー1で勝利した。バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、1得点1アシストの活躍でチームを勝利に導いた。

 試合後にクラブ公式チャンネル『バルサTV』に出演したメッシは、ここ数日の自身に関する報道について言及。移籍とルイス・エンリケ監督との確執を否定した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 メッシは、エンリケ監督との不仲が噂され、5日に行われた公開練習を欠席。クラブ側は胃腸炎が原因と発表したが、指揮官との関係が悪化していると報じられていた。さらにメッシは、インスタグラムでチェルシーや同クラブ所属の複数選手をフォロー。移籍の可能性も取り沙汰されていた。

 メッシは最近の報道について、同チャンネルで次のように見解を語った。

「僕に見解を述べる場を与えてくれて、ありがとう。全てのことを耳にした。これまで1度も否定しなかったけど、グアルディオラ、エトー、イブラ、そしてボージャンとの関係が悪く、僕が彼らをクラブから追い出したというのを何度も聞いた。それは事実ではない。世間が言うように僕が監督やテクニカルスタッフの退任を迫ったりしたこともない。そんなことは絶対にしない」

「僕はそんな話がここバルセロナ(寄りのメディア)から、このクラブを求める人々から出たことに心を痛めている。これまで何度かあったように、今回のは僕たちを攻撃するためにマドリード(寄りのメディア)から出たものではなかった。クラブを悪くしたい人々がいる。僕らは今これまで以上に結束しなければいけない。なぜなら重要な時期がやって来るからだ」

 さらにメッシは、クラブをコントロールしているとの噂や、移籍の噂を次のように否定した。

「僕がクラブをコントロールしているように仕立てあげているけど、僕はチームメート同様にロッカールームにいるひとりの選手にすぎない。僕は決断を下さないし、決断を下すことを迫ったこともない。またチームに残留するために何も要求していない。なぜなら僕はここから去ろうなんて、1度も考えたことはないからだ。僕の父親がチェルシーやマンチェスター・Cと会合したというニュースも聞いたけど、全て嘘だ。この機会が否定するため、全ての人が事実を知るためのものになって欲しい」

 また、メッシは確執が報じられているエンリケ監督との関係について以下のように語っている。

「ルイス・エンリケと僕の間にある確執を見つけようとするのはいいことではない。なぜならそんなものはないからだ。もう1度言うけど、僕たちは今までにないくらいに結束しなければならない。人々と僕たちがだ。外から厄介事をチームに持ち込まないでくれ、僕らを攻撃しないくれ。なぜなら僕たちはダメージを受けるからだ。僕たちにとって、そしてクラブにとって、大事なことを達成するための重要な時間が、6ヵ月が残っているんだ」

 バルセロナは、18日に行われるリーガ・エスパニョーラ第19節でデポルティーボとのアウェー戦に臨む。

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