バルサ補強候補はコケら7選手…負傷離脱ヴェルマーレンの穴埋めも

コケ

バルセロナの補強候補として挙げられたコケ [写真]=Getty Images

 今夏からバルセロナに所属する元ベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンは、今シーズン中に実戦復帰することが困難であると報じられた。スペイン紙『スポルト』は同選手の離脱を受け、代替要員となり得る選手を含む補強候補リストを報じた。

 今夏にアーセナルからバルセロナに加入したヴェルマーレンは、ブラジル・ワールドカップで負傷。別メニューで調整を続け、9月末に完治が発表された。しかし、以降に同箇所を2回痛め、現在も離脱を強いられている。25日付のスペイン紙『アス』は、同選手が手術を受けた場合、今シーズン中の復帰は難しいとの見通しを報じた。

 公式戦のピッチに立たずに移籍1年目を終える可能性が浮上したヴェルマーレンについて『スポルト』は、離脱による穴を埋める“パッチ”となる選手リストを報道。トップクラスの選手の加入を望むことはないと前置きしたうえで、今冬の移籍市場での補強候補7選手を列挙した。

■アラン・ミョム(グラナダ/カメルーン代表DF)
ウディネーゼからのレンタル移籍でグラナダに所属するカメルーン代表DFで、身長186cmと長身。「強力なフィジカルを持ち、センターバックだけでなくサイドバックでも機能する」と伝えられている。

■カルロス・マルティネス(レアル・ソシエダ/スペイン人DF)
身長189cm、28歳の右サイドバック。「最も強力な特長は攻撃参加」と紹介された。

■アルベルト・ロポ(デポルティーボ/スペイン人DF)
34歳のベテランセンターバック。「空中戦に強く、(獲得に要する)金銭面も問題にならない」と伝えられている。

■コケ(アトレティコ・マドリード/スペイン代表MF)
スペイン代表の一員としてブラジル・ワールドカップにも出場。22歳にしてアトレティコ・マドリードを支えるプレーメーカーに対しては、今夏から獲得への興味が報じられている。「彼の去就は複雑な話になるが、バルサはオファーを出すことを決断した」と報じられた。

■ヘスス・ガメス(アトレティコ・マドリード/スペイン人DF)
今夏にマラガからアトレティコ・マドリードに移籍したが、リーガ・エスパニョーラで1試合の出場にとどまっている。「(ディエゴ)シメオネ監督は彼を構想外としている。退団は免れない」と伝えられた。

■ディエゴ・ルガーノ(無所属/元ウルグアイ代表DF)
経験豊富な34歳のセンターバック。ブラジル・ワールドカップにも出場したが、現在は無所属となっている。「経験こそが最高の長所」と寸評が添えられている。

■ミケル・サン・ホセ(アスレティック・ビルバオ/スペイン代表DF)
今シーズンはリーガ・エスパニョーラで5試合の出場にとどまっている。「クオリティが高い選手とは言えないが、空中戦の強さは傑出している」と述べられている。

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