バルサ、攻撃陣不発でセルタに完封負け…今季初の連敗で首位陥落

リオネル・メッシ

セルタ戦にフル出場したバルセロナのFWメッシ(中央)[写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第10節が1日に行われ、バルセロナとセルタが対戦した。

 前節、レアル・マドリードとの“クラシコ”でリーガデビューを飾ったルイス・スアレスが、ホームで初めて公式戦のピッチに立った。試合は11分、ネイマールが放ったシュートはバーに直撃。序盤から、バルセロナがゴールを脅かす。

 29分には、リオネル・メッシがドリブルでゴール前に持ち込みネイマールにパス。折り返しをダイレクトで狙うも、相手GKの好セーブに阻まれる。直後、メッシがペナルティエリア内からシュートを放つが、枠を捉えることはできない。

 スコアレスで迎えた後半、47分にジョルディ・アルバのクロスにネイマールが合わせるが、またしてもバーに直撃。1点が遠い展開が続く。すると55分、セルタが均衡を破る。ノリートのヒールパスを受けたホアキン・ラリベイが抜け出すと、クラウディオ・ブラーボとの1対1を冷静に沈め、セルタが先制する。

 連敗を避けたいバルセロナは66分、ラフィーニャとセルヒオ・ブスケツを下げて、シャビとペドロ・ロドリゲスを投入。反撃に出るバルセロナだったが、70分にL・スアレスが放ったヘディングシュートは相手GK正面に、79分、メッシの直接FKはバーに弾かれる。

 セルタの堅守に苦しんだバルセロナは、最後までゴールを奪うことができず0-1で試合は終了。今シーズン初の2連敗を喫したバルセロナは、首位陥落の暫定3位に後退した。

 次節、バルセロナはアルメリアと、セルタはグラナダと対戦する。

【得点者】
バルセロナ 0-1 セルタ

【スコア】
0-1 55分 ホアキン・ラリベイ(セルタ)

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