バルセロナ移籍決定時の心境を明かすスアレス「泣き崩れた」

ルイス・スアレス

今夏、リヴァプールからバルセロナへ移籍したFWルイス・スアレス [写真]=Getty Images

 バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、20日のスペイン紙『スポルト』に対し、今夏プレミアリーグのリヴァプールからバルセロナへ移籍が決定した時の心境を明かした。

 スアレスはブラジル・ワールドカップのイタリア戦で相手DFジョルジョ・キエッリーニに噛みついたことでFIFA(国際サッカー連盟)から4カ月の公式戦出場停止処分を受けた当時の心境をこう振り返る。

「僕は当初、誰にも会いたくなかったし、誰の声も聴きたくなかった。僕は家族と共に身を隠した。反省し、謝罪し、自由になりたかった。ちょうどその時、バルセロナから打診を受け、僕の代理人ペレ・グアルディオラから移籍締結の連絡を受けた。僕はバルセロナのサポートを感じ、大きな思いに駆られて泣き崩れた。僕はバルセロナの決断を心からうれしく思ったし、彼らが僕の噛みつき事件で交渉を破棄するのではないかと恐れていた。可能性があるのは承知していたからね」

 一方、スアレスはリヴァプールについて、「リヴァプールは僕の知名度を上げてくれたクラブだけど、アヤックスが僕の学び舎だった。一流選手として動きや技術を学んだ場所はアヤックスだった」と冷やかなコメントを発しており、バルセロナについては「ここで引退できたら完璧なキャリアになるだろう」と語っている。

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