バルセロナの元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが、同クラブへの忠誠を口にした。スペインのテレビ局『Canal』のインタビューに応じた同選手のコメントを、スペインメディア『Football ESPANA』が掲載している。
今夏の移籍市場でバルセロナを退団すると噂されていたシャビ。カタールのアル・サッドやMLS(メジャーリーグ・サッカー)のニューヨーク・シティなど様々なチームの名前が移籍先として報じられていたが、結局はバルセロナ残留で落ち着いた。
今夏の騒動を振り返ったシャビは、クラブへの忠誠を口にするとともに、引退するまでバルセロナでプレーしたいという思いを語った。
「将来を僕個人の意思で決められるのならば、バルセロナから出て行くことはない。ただ、常にあらゆる状況に左右されるものなんだ。確かに、ここを出て行く可能性はあった。それでも僕の心の中には常にバルサがある。他のクラブのアプローチに対しても、バルサ以外でプレーする気はないと伝えた」
また、インタビューの中でシャビは、チームメートであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを称賛した。
「メッシはすでに歴史に名を残すようなレジェンドだ。彼と比べられるような選手はいない。間違いなく彼が世界で最高の選手だ」
「イニエスタはスペイン史上最高の選手だと思っている。僕と彼は長い間ずっと一緒にプレーしてきた。お互いに意思の疎通は完璧だよ」
(記事/超ワールドサッカー)