レアル、リヴァプールのG・ジョンソンを巡りユヴェントスと争奪戦か

ジョンソン

リヴァプール所属のDFグレン・ジョンソン(中央)[写真]=Liverpool FC via Getty Images

 イギリスやイタリアのメディアによると、リヴァプールのイングランド代表DFグレン・ジョンソンを巡って、レアル・マドリードとユヴェントスが争奪戦を繰り広げる可能性が出てきたようだ。

 現在30歳のG・ジョンソンは、リヴァプールとの契約を2015年6月末で満了するものの、クラブから延長オファーを受けていないため、このまま行くと来年夏の移籍市場ではフリーエージェントとなる。そしてイギリス紙『デイリー・エクスプレス』やイタリアのフットボール専門サイト『Tuttomercato』によると、この状況を注視するレアル・マドリードとユヴェントスがG・ジョンソン獲得を虎視眈々と狙っているという。

 レアル・マドリードは、これまで何度も移籍が囁かれながら残留してきた経緯を持つスペイン代表DFアルバロ・アルベロアが来年夏に退団した場合、その後釜としてG・ジョンソンを迎え入れる構えだという。

 対するユヴェントスは、近年は移籍金のかからないフリーエージェントの選手を上手く補強していることに加え、マッシミリアーノ・アッレグリ新監督がこれまでの3バックから4バックに変更した場合には純粋なサイドバックの補強が必要不可欠となるため、同選手に熱視線を送っているという。

 とはいえ、リヴァプールおよびイングランド代表での豊富な経験を持ち、左右両サイドでプレー可能なG・ジョンソンが移籍金無しで手に入るとなれば、他のクラブも黙っている訳はないため、獲得競争は今後更に激化するとも見られている。また、同選手を放出するにしても移籍金を手にしたいリヴァプールが、契約延長オファーを提示する可能性も十分に考えられ、その場合も事態が大きく変わることになるだろう。

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